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  藤竜也の存在感が名作に繋がった大島渚監督の「愛のコリーダ」
      

                                          2013年01月26日  17:56



 
  
  
 
        ログ

 大島渚監督の「愛のコリーダ」
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 1月15日に映画監督の大島渚(80)が亡くなった。
 大島渚と言えば、ぼくにとっては傑作映画「愛のコリーダ」を撮った人。その
 映画はあまりにラヴシーンが続くために、「愛は懲りーた」などと映画エッセ
 イで揶揄されたりもした。
 会社のランチ時に大島渚の話しになって、僕と同年代の人は当然知っている
 と思って話をした「愛のコリーダ」を知らない人がいたので、驚いた。

 ● 局部に、ゆでたまご
 「愛のコリーダ」は、藤竜也と松田暎子が、昭和史に残る猟奇事件「阿部定
 事件」を元に映画化したもので、簡単に言うと愛しすぎた女性が、男の人の
 あそこをちょん切ってしまった事件だ。日仏合作映画でカンヌ国際映画祭
 でも、監督週間オープニング作品として上映され話題を独占した。

     愛のコリーダ

 ところで、この映画は、ぼくにとって藤竜也の存在感が圧倒的だった。
 映画の中での彼は暴力をふるうわけでもなく、言葉使いが荒いわけでもなく、
 どちらかと言えば単に好きものの旦那ふうの役でしかない。しかし、彼が演じ
 ると、不思議な事に野性味のような空気が体全体から漂っていて、濡れ場
 のシーンがより濃密になっていることに驚かされるのだ。
 なお、藤竜也はハードな愛欲シーンの連続で8キロ痩せたという逸話も。

 「世界初上映されたのが76年5月15日のカンヌ。正式なコンペではなく監督
 週間での上映になったのは『ハードポルノ』だったからという説もある」 とは、
 カンヌ国際映画祭の審査員経験を持つ評論家の小張アキコ氏。

 とくに有名な場面がある。
 「吉蔵(藤)が定(松田)の局部に、ゆでたまごを入れる。定がしゃがみこんで、
 ニワトリがたまごを産むように、ポロンと落としてみせるシーンでは、カンヌの
 上映会場が大喝采に包まれ、その後、大きな笑いが起きた」(小張氏)

 フランスはもちろん、世界各国で大ヒットとなり、2年後、大島渚は「愛の亡霊」
 でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。その後「戦場のメリークリスマス」と
 続き、世界にオオシマの名をとどろかせた。

 ● 「大島渚の子供」であることが相当嫌だった
 今週号の週刊文春に大島渚の息子(大島 新)の手記が載っている。
 それを読むとぼくのように単純に傑作映画「愛のコリーダ」などと言ってはいら
 れなかったようだ。その理由を以下に抜粋。

 『そもそも私が物心ついてから父が撮った作品は『愛のコリーダ』『愛の亡霊』
 と二本続けて「一八禁」でしたから、中学生になるまで父の映画をみたことは
 ありません。わいせつ物領布罪で起訴された『愛のコリーダ』裁判」も小学生
 の間しばらくつづきましたし、周囲からは「エロ監督の息子」という目で見られ
 ていました。「おまえの父ちゃん、やらしいな」と。』

 「大島渚の子供」であることが相当嫌だった時期があります。」と、息子の大島
 新氏が言うのも、当然のことか・・・・・・。

 大島新氏は、現在テレビのドキュメンタリー制作に携わっている。
 その大島氏が父から仕事麺でアドバイスを受けた記憶はほとんどないが、印象
 に残っている唯一無二の教えがあるという。それはカメラマンを選ぶ基準。

 「良いカメラマンには二つの教研がある。それは運動神経がいいこと。そして
 女にモテること」だそうです。「君がドキュメンタリーを撮るんだったら、それを
 覚えておきなさい」と言われました。
 私も映像の仕事を二十年もやってきて、体験的にこれは正しいと実感していま
 す。本人は運動音痴でウジウジ考えるタイプ。そして、唯一母だけをつかまえ
 ることができた”非モテ”の父だけに、自分にない要素をカメラマンに求めてい
 たのかもしれません。

 大島渚が、運動音痴はともかくとして「もてない」というのは、ちょっと意外な
 指摘。ぜひ、息子以外の関係者の感想も聞いてみたいところだ。
 最後に、息子が語る大島渚の有名な怒鳴りエピソード。

 『休日には、時々家族でレストランに行って食事をしました。ところが、店員の
 態度が気に入らないと、「せっかく家族で楽しい時間を過ごしているのに、君
 が台無しにした!」と怒鳴りだすんです。内心では 「台無しになったのは、
 あんたが怒ったせいだろう」と思っていましたが(笑)。』


           

 関連:大島渚監督「愛のコリーダ」のスゴイ中身 追悼上映に期待高まる
    週刊文春 最新号

 
 




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