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  報われない恋愛と未解決犯罪のクロス「瞳の奥の秘密」

                                          2011年 5月8日 10:28

   
    


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  ◎ 瞳の奥の秘密                 

  監督:ファン・ホゼ・カンパネッラ                 2009年/スペイン=アルゼンチン 129分
  出演:リカルド・ダリン, ソレダ・ビジャミル, パブロ・ラゴ, カルラ・ケベド
 
   
瞳の奥の秘密

 2009年に本国アルゼンチンで公開されるや歴史的な大ヒットとなる。
 みごとアカデミー外国語映画賞にも輝いたサスペンス・ドラマ。

 まずは題名がいい。確かに、目は雄弁に心を語っている場合がある。
 この映画は、とても綺麗な女性教師である人妻リリアナが自宅で何者かに
 強姦殺害された事件から始まる。
 女性は、暴力を受けたであろういくつもの傷の跡と、肌にこびりついた血の
 全裸状態で、部屋に残されていた。

 裁判所の書記官のベンハミンが、殺された女性の家に訪問する。
 銀行員の夫から、奥さんの写っている写真を何枚か、見せてもらっているう
 ちに、あることに気がつく。

 『たえず、彼女に暗い情熱で視線を向けている男がいる……』と。
 その写真の男を追ってベンハミンは活動を始める。

 主人公である書記官役・リカルド・ダリンのひげもじゃキャラクターが良かった。
 映画の最初のシーンで、通りすがりの知り合いの女性に「天使」と、呼びかけ
 る。その軽さが嫌味にならないさわやかさを保っていた。
 「天使」の呼びかけに、女性の中には無視してしまう人もいるが、あまり気にし
 ていないようだ。

 ちょっとすると、「女好き」のキャラに最初は見えたのだが、彼は自分の上司
 である女性・イレーネに一途な気持ちを長い間、抱き続けている。
 そのイレーネへの想いと、強姦殺害の未解決事件を小説化しようとすることが
 交差してゆく。

 イレーネは、25年前の忘れられない事件を小説に書こうとする男に問いかけ
 る。
 「なぜ 小説を」
 「庭いじりよりましだ」
 映画の予告編にも使われている場面だが、このようなちょっとした会話が効い
 ている。

 書記官のベンハミンに、たえず迷惑をかけているアルコール中毒の同僚も味
 があった。
 また、殺された人妻役のカルラ・ケベドはほんの数分の出演ながら、完璧な
 美しさで印象が深い。

 『カルラ・ケベドは、他の映画にも出ているのだろうか?』と思い検索をしてみ
 た。つまりそれだけ、彼女が魅力的だったのだ。残念ながら、他の映画にで
 ている情報はない。
 彼女の写真は、みつけることができたのだが、映画での美しさはまたこれら
 の写真の比ではない。
 
カルラ・ケベド

 漫画家むらかわみちおの楽只堂 というブログで、同じようにカルラ・ケベドに
 興味を持った事を書いている。

 そのブログによると、女優ではなくファッションや企業CMで活躍するモデルで、
 今はNY在住らしいという。

 『彼の監督作の女優達より、このアルゼンチン映画の小さな役の女性は数段
 美しい。
 そして彼女に魅了され、犠牲を神格化しそうになるのは観客も同じはずだ。』

 と、ブログには書かれている。
 
 また、キノ2というブログにもこのように、書かれている。
 『被害者の若妻を演じたカルラ・ケベドがまた、胸が痛くなるほど綺麗でした。
 その美しさがあるだけに、彼女を失った若い実直な夫、リカルドの、決して癒え
 ることのない悲しみと喪失感、そして怒りと苦渋が、ひしひしと伝わってくるの
 だと思います。』


 同感だ。

 この映画は出演者、それからストリーの面白さ、題名のうまさ、会話の面白さ
 と、いいところが揃っている。
 それに、ストリー自体は重いのだが、ラストは気持ちのいい終わり方で締め
 ている。

 ぼくの最近みたDVDの中では、外国語映画賞の名に恥じないNo1のおす
 すめです。

             
 
           

  

  





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