
| HOME | 事件 | 社会 | 芸能 |Movie |新聞・雑誌 | お絵かき | Essay | Memo | Book |スポーツ |お気に入り | 不思議 | ||
| もっとも身近で目にする犯罪、「痴漢」に間違えられたら? 2007年2月8日 1:40 |
注目 ・親族連続殺害松村恭造 ・そのまんま東3回警察 ・バラバラ事件の展開 ・狂騒劇納豆ダイエット ・三橋祐輔さんとAV女優 ・博之の2ちゃん閉鎖? ・三橋歌織のバラバラ殺人 ・サメが死んだと言い訳 ・スターロン60歳でボクサー ・勇貴容疑者と亜澄さん ・妹切断の兄(武藤勇貴) ・再チャレンジ1位英会話 ・裸騒動の紅白歌合戦 ・サダム・フセイン死刑 ・宅八郎が花嫁募集中 ・ポーカーとスパイと恋愛を ・石原真理子は流される ・韓国に追い抜かれる ・そのまんま東の知事選 ・石原真理子という爆弾 ・近未来通信の石井優 ・Wii(ウィー)のゲーム改革 ・Wii(ウィー)争奪戦12・2 ・蛭子能収19歳年下と ・石井和義のK1脱税 ・藤原紀香&お笑いタレント ・みのも間違う進藤美香 ・恋多き進藤美香の謎 ・神田うのと西村拓郎 ・孫正義社長のマイスペース ・中村獅童と竹内離婚へ ・映画もアイデアが勝負 ・0円商法で大ピンチ ・安藤美姫は狙われて ・中山可穂の恋愛小説 ・負け犬と巣穴女の地獄 ・藤圭子ギャンブル人生 ・ケツ毛バーガー事件? ・自殺に追い込んだ主任 ・クローン猫ビジネス沈没 ・パチスロと辻森耕平 ・山本モナ復活コール ・でかい買い物ユーチューブ ・藤圭子の夢はいつ開く ・山本モナの不倫騒動 ・梨元勝レギュラーなし? ・自分も殺す坂東眞砂子 ・ダイエット願望にストップ ・スーパーマンも悩める青年 ・復活!植草ミラーマン ・9・11テロと祝ご出産 ・乙武・紀子様出産騒動 ・中谷歩殺害の真相は? ・携帯番号が億で売れる ・グロ過ぎ映画ディズニー ・無表情で笑わない男 ・ハンカチ王子と監禁王子 ・バンコクへ性転換に ・84歳が80歳夫を殺害 ・ご主人様と地獄生活を ・ゆかりの摂理の弁明 ・一条ゆかりと摂理の接点 ・世界一弱いチャンピオン ・若林一行は二重人格か ・全て山本圭一が悪い? ・美肌沙羅の美肌一族 ・極楽トンボ山本の淫行 ・殺害当日鈴香に男の影 ・彩香ちゃん殺害認める ・ヒストリー・オブ・バイオレンス ・朝鮮人民軍の牛盗み ・池田優子のケチと脱税 ・テポドンはどこ狙い? ・9歳で女児を出産 ・涙、嫌われ松子の一生 ・サッカー止まらない ・セレブ女医池田優子 ・走るトムの「M:i:V」 ・女子大生果菜子の誘拐 ・サップの試合放棄の訳 ・放火で0からやり直し ・犯罪映画インサイド・マン ・放火殺人とカンニング ・畠山鈴香とテレビの力 ・佐藤ゆかりの不倫報道 ・なぜヒゲをのばしたか ・給付金目当ての鈴香 ・テレビも週刊誌も鈴香 ・盗作疑惑の和田義彦 ・畠山鈴香の無責任人生 ・警察の理由A彩香の母 ・黒木香裏ビデ裁判勝つ ・警察の理由−彩香の母 |
|
| ◎ それでもボクはやっていない 2007 日本 監督 : 周防正行 出演 : 加瀬亮 、瀬戸朝香 、山本耕史 |
||
| 会社の女性社員がサメのところに来て耳元でささやく。 「石沢さん、”それでもボクはやっていない”を見た方がいいですよ。」 「それって・・・、痴漢の映画?」 「そうそう。いろいろ参考になるから見てください。」 一瞬、その言葉の意味を考える。 「それは電車の中で痴漢をして、捕まった場合の参考になるという意味か? まるで毎回、電車の中で痴漢をしているようではないか?」 いやいや、確か間違って『痴漢と訴えられた青年の話し』だから、痴漢と 誤解されて捕まった場合の参考になるとういう意味だ。 と、頭の中で発言内容を整理し、ようやく納得する。 いつものように、その映画の参考の為に、「超映画批評」というサイトに行 く。そこのサイトの管理人、前田有一氏は、100点中98点をつけている。 98点をつけているだけあってベタほめだ。 「2006年の総評でもちらと触れたが、昨年私が見た数百本の映画の中で、 もっとも面白かった映画がこれである。」 「『それでもボクはやってない』は、超映画批評を立ち上げた当初から願っ てやまなかった「こういう日本映画が見たい」という私の気持ちを、具現化 してくれたような一本だ。」 ここまで書かれると、さすがに見たい気持ちで一杯になってくる。 日曜日に見に行った。 見終わってまず思った事は、”これは『間違って痴漢で捕まった場合も、最 後まで戦う』という勇気を与えてくれる”という事だ。 やってはいないが「痴漢を認めたほうが、軽い罰金だけですんでしまう。す ぐここを出られる、解放される」 という警察の甘い誘いに乗らずに、無罪を主張し、裁判まで持っていくのは 相当な決意が必要だ。 ところで、痴漢というのは、満員電車で通勤していると、わかるのだが、もっ とも日常的に目にしてしまう身近な犯罪の一つだ。 女の人が乗り込んだとたん、その人の動きに合わせて車内を移動する、不 審な動きの男がいる。 そんな痴漢予備軍の男の、一人や二人は必ず見てしまう。 もし、電車内をあらゆる角度から、ズームを含め人の細かな動きまでわかる ように録画できたら、すごい数の痴漢が捕まってしまうのではないか? しかし、おとなしい女性に、調子づいて痴漢を続けていると、やがてはガツン とやられてしまう。 駅の階段で、逃げようとする男の人の手をむんずとつかみ、 「ちょっと、あんた今の電車で私に痴漢したよね。逃がさないからね」と言っ て女の人が痴漢男を階段からひきずり降ろしていたのを見たことがある。 「すごい・・・私にはできない。」と、友達と語り合っていた女の二人連れが印 象的だった。 また、痴漢は証拠のない犯罪なので「やった、やらない」の判断が難かしい。 痴漢の裁判のむずかしさを感じる。 映画では警察のいいかげんさが描かれていたが、せこい痴漢ばかり相手 にしていると、いいかげんうんざいもしてくるのだろう。 それにしても親身になってくれる弁護士はありがたいものだ。 映画は裁判劇を面白く見れて、かつ冤罪の対応マニュアルのような役割も 果たしてくれている。 但し、前作のとても面白く見れた『Shall We ダンス?』に、今回の映画は及 ばない。 その前回の出来を期待していたので、大満足とはいかなかった。 肝心の、女子中学生に痴漢に間違えられた「主人公」の性格が、描ききれ ていなかった。 今ひとつ、彼に血が通っていない。たとえば、今までフリーターで、やっと会 社の面接にこぎつけたのに、よりによってその当日に、痴漢に間違えられ たとしたら・・・。 自分ならば「俺はなんと運がない男なんだ!」と、相当なげく。落ち込む。そ の絶望の表現が、なんだか軽い。こちらにあまり響かない。 むしろ、痴漢を訴えた女子中学生の方が、リアルかもしれない。可愛らしい 顔をして涙声で法廷に立ちながらも、自分に有利になるように(意識的か、 無意識か?)事実と異なる発言をみんなの前で展開してしまう。 そこは、人間の自己防衛の姿を見せられる。 とはいえこの映画は、混んだ電車を日常的に使う男は是非見ておいたほう がいいのは確かだ。 ところで、サメもこの映画を誰かに薦めたいと思い、横の席にいる20代の 社員に薦める。 「『それでもボクはやってない』を見た方がいいよ」 「あ、痴漢冤罪の映画ですかね?」 「そうそう。見ておいて、捕まった場合の参考にしなくては」ちょっとちゃかし て言うと、彼はそれに答えて、 「僕の場合、『それでもボクはやっている』ですから。否定なんてしませんか ら」 これには、ちょっと笑ってしまった。 この映画、なぜか人に薦めたくなる不思議な味を持っている。 参照:超映画批評『それでもボクはやってない』98点(100点満点中) |
||
☆☆☆ 気に入ってくれたなら、クリックお願いします。他の方のいろいろな作品にもつながっています。 ☆☆☆
↓