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  美少女と母と娘のサイコスリラー映画の傑作「バタフライルーム」
                         
                                          2013年11月10日  23:04

     


        ログ
 
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 ・バタフライルーム傑作スリラー
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  ◎バタフライルーム    (原題:THE BUTTERFLY ROOM)
   
   監督・脚本:ジョナサン・ザラントネロ    2012年 イタリア/アメリカ/87分
   出演者: バーバラ・スティール、ヘザー・ランゲンカンプ、ジュリア・プトナム

  バタフライルーム 

 仕事帰りは、何故かDVDをレンタルしたくなる。

 新作・準新作が1週刊レンタルにて4本で1000円、という戦略にはまってしま
 い、最近またよくレンタルしてしまう。
 それで、最近見たDVDの中で、印象に残ったのが、バタフライルームというサ
 イコ・サスペンス映画。

 まず、最初のスタートから惹きつけられた。
 バスルームの中、お湯の中に若い女性の足が見える。そのお湯の中に血のよ
 うな赤い染みが広がり、それが文字となって、映画が始まる。

 蝶の収集が趣味という、とっても怖い一人住まいの老女がいる。
 老女は、デパートにて一筋の涙を流してさびしそうにしている魅力的な少女・ア
 リスに出会う。アリスは人形を買うはずのお金を友達に盗られてしまったと言う。
 老女は、少女が欲しがっていた人形を買って上げる。それがきっかけで、アリス
 との付き合いが始まる。

 そしての少女の求めに応じて小遣いを渡してしまう。アリスはとても美少女なの
 だが、心がどこか歪んでいて、その美しい表情から、ずるそうな視線に変わる
 のだが、その時の表情がまた、なんともいい。
 ジュリア・プトナム演じるアリスの魅力は、DVDのタイトルラベルに使われてい
 る、どこか歪んだイメージを想起させる斜め横の表情より、映画の中ではもっと
 きれいで魅力的だ。

   ジュリア・プトナム

 老女は自分がお金の為に利用されているとわかっても、彼女の魅力に勝てな
 いで、少女と同じ時を過ごしたいと、思ってしまう。
 これは、映画の屈折した老女でなくとも、ぼくを含め同感できる人も多いのでは
 ないか。

 あるとき、老女は少女の母親に会いにゆく。「あなたの子供が来るたびに要求
 する小遣いの額が増えて困っている。他での同じようなことをしているわ」。

 母親は驚きもせず、「私が知らないとでも思っていたの?」「口外しないほうが
 いいわ」と言い、さらに・・・・・・
 「インターネットでこの仕事(売春)をみつけてくれたのはアリス。男の中には
 四肢がない女性の体を好む人がいる。アリスがいなければ、一生知らなかっ
 たわ。子供はネットの天才ね。」と、微笑む。
 「アリスに普通の生活をさせたいわ」と言う老女に対し、母親はそれを否定する。
 「私たちを助けるとか普通がどうっだとか言わないで。普通なんてないわ。
 助けてもらっているのはあなたなのよ。」

 この映画には、いくつかの母親と娘の関係が出てくる。その老女には実の娘
 がいる。しかし、その娘は、母親を嫌っていて、さらに恐れている。
 だからこそ、見知らぬ少女に老女は自分の娘のイメージを重ねて、母親役の
 代償行為をしてしまうのかもしれない。

 そしてラストシーンでは、やはり、親子であることの怖さ、宿命を暗示しつつ、
 映画は終わっている。

 実に余韻のある作品だった。DVDではなく、映画館で、再度見たいと思った。
 見終わった後に、この映画に関しいろいろ情報を知りたいと思った。さっそく
 ネットで検索した。
 ところが、日本では未公開のせいか、悲しい事にほとんど日本語での情報が
 ない。

 こんな時に、英語が堪能だったら、英語のページも検索して訳して紹介もでき
 たろうに・・・・と思うと、少々くやしい。
 そして検索して驚いた事は、怖い主役の老女役をやったバーバラ・スティール
 という女優。1960年代のイタリア・ゴシック・ホラー映画の絶叫クイーンとして知
 られるとの事だが、若い時はまぶしいくらい、とってもとっても綺麗な女優だった
 のだ。

  バーバラ・スティール 

 ホラー映画にそんなに詳しくないので、あまりタイトルを聞いてもピンとこないの
 だが、バーバラ・スティールの出世作もこのホラージャンルで、現在傑作と評価
 されているマリオ・バーヴァ監督の『血塗られた墓標』(1960年)との事。
 現在、75歳。
 1963年には、フェデリコ・フェリーニ監督のアカデミー賞外国語映画賞受賞作の
 「8 1/2」にも出演している。

               

   
 






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