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| たけしは、横山やすしを、吉本の林会長に可愛がられて「過保護」だった と言っている。そのやすしが、たけしの『フライデー』殴りこみ事件を聞いた 時、発したセリフが「一人で行け、ドアホ!」だった。これはズバリ、たけし の弱点を突いている。 たけしは「凶暴」というより、臆病な「凶暴」なのである。いつも目を パチパチさせ、肩を張っているたけしを見ると、私は”気弱な奴凧(やっこ だこ)”だなと思う。一度、落ちたかに見えたこのヤッコダコは、周囲に おだてられて再び舞い上がっている。「子どものため」とかで、逃げたカミ さんに頭を下げて戻ってもらった人間がおばさんを攻撃し、中流意識を 批判しているのも笑わせるが、「露骨で、下品で、ゲスな」このヤッコダコ は「降りる」ことを知らずに舞い上がりつづけるだろう。 と、ここまでの文章は「タレント文化人100人斬り」の佐高信の本からの 抜粋。この本は1998年に出ている。こんなに人をけなすのだから、さぞ かし鼻っぱしらの強い元気な男を想像していた。 テレビでよく似た顔を見つけた。 『喝!』&『あっぱれ!』が大好評??というサンデーモーニングという 日曜の番組で見た。司会からゲストまでじいちゃんだらけの不思議な 番組。 ● おとなしい佐高信と「タレント文化人100人斬り」 イメージと違い、佐高信はものすごくおとなしい。 あのはちゃめちゃな、批判に比べてこのおとなしさは逆に不気味。 「なんだかなぁ・・・・・・」と、拍子抜けしてしまったサメでした。 コンバンワ。サメです。 佐高の今あげた本「タレント文化人100人斬り」は相当読まれている。 2003年の日垣隆の「偽善系」という本では、その時点で佐高のその本 が第29刷目であることが書かれている。その後4年経ち、さらに版が重 ねられたか? しかし、サメはその本は悪口のオンバレードでさすがに途中でいやになっ て読むのをやめてしまった。とは言っても、まるで薬が切れたごとく突然、 この本は読み返したくなる。 なんだかんだ言っても、相手に投げつけるえげつない言葉や行為という のは言葉の格闘技を見ているような野蛮さがたまらない。 その容赦ない悪口だらけの本に魅力を感じる自分が存在するという事だ。 同じくたけしも悪口の大家なわけで、佐高の書いた事に黙っているわけ がない。 週刊文春の「たけしの場外乱闘」(当時の連載エッセー)に吠えた。 ● たけしの反論 「(中略)所詮は評論家で、終わった結果を批判的に検討してばっかりで さ、あの程度の経済評論のどこが『批判的』なんだよ。映画評論家の力 のなさとどう違うっていうの。おまけに経済だけじゃなくて、俺についてま であれこれ言ってさ、『このどろどろしたヘドロ世界に生きるムツゴロウみ たいなやつ』だって。 けなしているつもりのようだけど、ヘドロの中で精一杯呼吸している生き 物であることをヨシと思っているのは俺自身なんだから。 硬派ぶった意見を『アサヒ芸能』なんかに平気で書けちゃう佐高さんの 感覚がわからない。やくざ記事とソープ記事とオッパイがデカイとかの 記事の間に文章書いている自分のほうこそ、ヘドロの中で溺れている魚 なんじゃねえのか」 そのたけしの意見に対してまた佐高が反論をかいているのだが、きりが ないのでここまでとしておこう。 最近の北野たけしの話題といえば新作の映画。 ● 「監督・ばんざい!」対「大日本人」 また自分を主役に13作目「監督・ばんざい!」という映画を撮った。 たけしの、たぶん素に近い役での映画。「スクリーン一杯に、またたけし の顔のアップを見たいか?」 問いかけるまでもなく正直、映画館で見たいと思わない映画だ。たぶん 人はあまり入らないのではないか。作った北野監督にはご苦労様としか いいようがない。 今までのたけしの映画では、ただひとつ座頭市だけがやたら面白かった。 あの面白さをもう一度と願いたいところだけど、たぶん今後もつまらなそ うな映画を撮り続けていくのだろう。 ところでそのたけしの新作に勝負をかけた男がいる。それが松本人志だ。 6月2日(土)に「大日本人」という映画を公開。 同じ日に武の「監督・ばんざい!」も公開が決まっているとの事。松本 人志の映画はカンヌ国際映画祭の監督週刊部門へ招待されている。 その事を週刊朝日が面白いタイトルで記事を書いている。「松本人志が 北野武に勝てないこれだけの理由」松本仁志にとってはいやな書かれ 方だ。 「松本が映画を試写もしないのは自信のない証拠。試写の段階で批判が 出ることは避けたかったのでは」とか「松本がやっていたコントはマニアッ クで必ずも高視聴率ではなかった。コントの拡大版を映画でやっても、 万人受けする笑いになるのかどうか」 など、今一つ説得力にかける理由が並ぶ。 まあそれは置いといて、どちらの作品が興業的に成功するかは興味の 湧くところ。 こうして、北野武のつまらないと思われる映画「監督・ばんざい!」も 松本仁志と勝負の舞台にあがってくると、興味がわいてくるものだ。 はたしてどちらに軍配が上がるのだろう? ところで、同日に公開というのは単なる偶然なのか? これは、ライバル同士の作品を同じ日にぶつけて話題をつくる広告戦略 かと思いきや、じつは、内情は少し違うようだ。 「両監督はお互いに意識しあっておりナーバスになっています。それだけ に、もともと同じ日にするつもりはまったくなかったのです。気づいた両サ イドのスタッフが大慌てで日程を変更しようとしたのですが、時既に遅し だったみたいでああいう結果に…」(映画関係者) と、アメーバニュースは伝えているけど、真相はわかんないねぇ。 ● 松本仁志は、自信満々 さて、その満を持してカンヌ国際映画祭での上映の様子。 松本監督が紹介されるとともに、盛大な拍手と歓声が飛んだ。フランスで も監督のファンが多数いる(?)ことが伺えた。司会のオリビエ・ペールに よって「すばらしいコメディアンによる映画『大日本人』は情熱的で、とて もオリジナルで独創的。オフビートなドキュメンタリータッチのリアリティを 追求した作品です」と紹介を受けた。 松本は「日本のスターです(笑)。誰も見たことのない映画になっていると 思います。そして、一生忘れられない映画になっていると思います。新し いフランスの大統領も気に入ってくれると思います。楽しんでご覧ください」 とボケながらも緊張した面持ちで返したとの事。 松本仁志は、自信満々に語る。 「ほとんどの映画は見てて途中で飽きてくるんですね。僕の映画はほぼ 2時間ぐらいあるんですけど、絶対それを感じさせないようにしようという のがありまして」 はたして、その自信のまま映画の評判も突っ走ることができるのであろ うか。 参照:北野武と松本人志の映画が同日公開 意識しあう Ameba News 世界が認めた『大日本人』 - 松本人志の初監督映画がカンヌで大絶賛!! |
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