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   高橋源一郎が就職活動をしなかった理由

                             
2008年5月25日 2:11 
 

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 コンバンワ。サメです。
 いつのまにか誕生日がやってきて、また年を取った。年齢を重ねるたびにそ
 れなりの落ち着きが出て、収入も増えるのならいいのだけれど、何かどんどん
 軽薄になって自由になる金が減ってきたように感じる。そして生きている喜び
 という事に、何か鈍感になってきたようだ。

 だから、直接的な刺激的なニュースを求めてしまうのか?
 自分の内面をどんどん掘り下げていったら、最終的には今の生活を全て否定
 するところから始めなくてはならないのではないか?
 などと、飛躍しすぎの夢のごとき想いがいくつか飛び出したりする。

 ところで、サメが最近心に残ったエッセーの紹介。
 週刊現代5月31日号に、高橋源一郎がなぜ就職活動をしなかったかを、書い
 ている。「おじさんは白馬に乗って」という連載エッセー。

 高橋源一郎は作家で、2005年より明治学院大学国際学部の教授をやって
 いる。
 いま、学生たちは就職活動に忙しく、学生から相談を受ける。
 「先生、ぼくはどんな仕事に向いているでしょうか」と尋ねられても、「何がい
 いかねえ」としか答えられないという。

 「まあ、とりあえず勤めてみて、無理だと思ったら辞めるっていうのはどう?
 確か、田村降一という詩人は、学校を出て瓦斯(ガス)会社に勤めたけど一日
 で辞めちゃったし、もう亡くなった作家で、知人の景山民夫さんもやはり卒業
 して、電通に勤めたけど、出社して最初の日、半日机に向かって、やっぱりお
 れには会社勤めは無理だと思って、無断外出して、そのまま辞めちゃった、な
 んて人もいるから、向いているか向いていないか、行ってみないとわからない
 よ」とぼそぼそつぶやくのだが、正直自身はないとの事。

 高橋源一郎自身はどうだったのか?
 大学3年の半ばごろ、各企業から送られてきたパンフレットを見ながら、彼は
 頭の中でシュミレーションをした。

 「いやあ、この会社は初任給がいいなあ。待てよ、こっちは、福利厚生がしっ
 かりしている。社員寮もきれいだなあ」と呟いて、この会社に入ったら三十代
 で家が買えるのかなどと、頭の中でシミュレーションをしてみたりしていたぐら
 いだったという。

 だが、何もしなかった。
 その理由は・・・・・・何となくイヤだったから。

 『その頃、「就職」ということを考えた時、脳裏に浮かんできたのは、朝、眠い
 のに起きて、満員電車に乗って会社に行き、机に向かう自分の姿であった。
 他の、具体的なイメージはないのに、ただそれだけが思い浮かんだ。そして
 それだけは耐えられない、と思った』との事。

 『それは「会社」というよりは「学校」のイメージだはなかったかと思う。
 「学校」に行くのはずいぶん前からイヤだったから「会社」に行くのもイヤだと
 おもったのではあるまいか。』
 と、高橋源一郎は自分が就職活動をしなかった理由を推測する。

 『朝、眠いのに起きて、満員電車に乗って会社に行き、机に向かう』自分に
 とっては、心にチクリと来る言葉。
 そして、自分の本質を見極めて、サラリーマンの道を歩まなかった高橋源一郎
 は作家として成功したわけだし、その選択は正解だった。

 中途半端に自分に妥協して、生活の為という理由を背中にしょいこんで生きて
 いくと、サメのように人生の途中で何度も何度も唖然としてしまうのだ。流れ流
 されて、思いもかけない場所にたどり着いているがゆえに。

 などと・・・今回はガラにもなく深刻ぶったりはしているが、たぶん明日になれば
 またいつもの自分で、いつもと同じように生きていくのであろうけど。


           


 参照:高橋 源一郎(作家) - 時には背伸びをする - コラム mammo.tv

  










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