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    存在の謎を求めた池田晶子さんの墓碑銘は・・・

                             
2007年3月9日  0:47 
 

 注目


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   せっかく暖かくなってきたと思ったのに、またまた寒くなってきて、ちょいと
 ガッカリしているサメです。
 寒いと、心も体も縮んでしまって発想まで固まってしまいそう。

 ところで、今日は池田晶子(いけだ・あきこ)さんの週刊新潮に載った
 「墓碑銘」(ぼひめい)というエッセーが心に響いたので紹介します。

 池田さんが「墓碑銘」と書いて思い出す逸話は、ローマのお話し。
 向こうはこちらと違って、墓にいろんな言葉を遺す習慣がある。死後に他人
 がつけたか本人が生前につけたかは定かではない。

 散歩代わりのお墓ウォッチングで楽しく散策もできる。お墓に刻まれた言葉
 は人生の、人間の最終形が刻まれている。人生の〆の一言。
 と、いう事で次からが、「ウ〜ム!」とうなってしまう文章なので、抜粋。

 
と、そこにいきなり、こんな墓碑銘が刻まれているのを人は読む。「次はお前
 だ」。
 ラテン語だろう。そうでなくとも尋常ではない。楽しいお墓ウォッチング、ギョッ
 として人は醒めてしまうはずだ。他人事だと思っていた死が、完全に自分の
 ものであったことを人は嫌でも思い出すのだ。それを見越してこの文句、
 大変な食わせ物である。
             (中略)
 それなら私はどうしよう。
 一生涯存在の謎を求め、表現しようともがいた物書きである。ならこんなの
 はどうだろう。「さて死んだのは誰なのか」。
 楽しいお墓ウォッチングで、不意打ちを喰らって考え込んでくれる人はいま
 すかね。
                 (週刊新潮 3月15日号 人間自身 最終回より)


 さて、その池田晶子(いけだ・あきこ)さんだが2月23日午後9時半、腎臓
 がんのため東京都内の病院で死去していたことが3月2日に分かったとの
 事。46歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。
 喪主は夫伊藤實(いとう・みのる)氏。

 彼女の新潮の連載は、読みやすくそれでいて何か心に引っかかるものが
 ある。 よく目を通していた。
 但し、サメは全ての考え方に”ふんふん”とうなずきながら、読んでいたわけ
 ではない。

 『犬を放し飼いにして、それを良し』とする池田晶子さんの考えを読んだとき
 だけは、反発した。
 「それで、哲学者を名乗れるのか?ずいぶん浅い洞察と想像力だ。」と、
 憤慨したものだ。
 サメ自身の「放し飼いの大きな犬」に真夜中に出会ったときの恐怖感を、思
 い出すとその考えに同意するわけにはいかなかった。

 ところで、池田さん自身はとても犬が好きだったらしく、週刊新潮にも大きな
 犬といっしょに写っている若い頃の写真が今週の週刊新潮に載っている。
 若い頃の彼女は本当に綺麗な人だった。とっても美人だ。

 ところで、彼女の言葉には引用したい言葉が多い。
 「人間は堕落する」というエッセーも忘れられない。

 
ちょっと前まで、真面目に自分の仕事をしていたはずの学者や研究者が、テ
 レビにしばしば登場するようになる。必ずしも真面目な番組ではない。なん
 かマルチタレントまがいの立ち回りをしているのである。

 おお、コイツも見事に堕落したな。私はある種の感動をもって眺める。人間
 というのは、絵に描いたように堕落するものだ。このことを、今さらながら、
 凄いことだと思うのだ。
                   (中略)
 もし指摘すれば、彼らは、生活のためとか大衆のためとか、言い訳をするだ
 ろう。しかしそんなのはウソである。いかにも嬉し気にそれらの仕事をしてい
 るからである 。

 こりゃあラクでいいや。そんなところではなかろうか。一目瞭然なのは、その
 顔である。緩んでくる。崩れている。内省する人間に特有の緊張感が失わ
 れているから、ごまかしようがないのである。堕落している人間は自分の堕
 落に気がついていないというのが、やはり凄いと同時に怖いところだ。
              (週刊新潮 1月25日号 人間自身 184回 より)


 このほかにも、人生を考察したたくさんの輝く言葉を生み出してきたのだろ
 う。30冊近い著作を物にして、それが絶版になってないというのはすごい。
 サメは週刊誌に連載の文章しか読んでないので、今度は27万部のベスト
 セラーになったという「14歳からの哲学」でも読んでみようかな?
 
 参照:「14歳からの哲学」著者・池田晶子さん、死去  読売新聞 

  











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