HOME | 事件 | 社会 | 芸能 |Movie |新聞・雑誌 | お絵かき | Essay | Memo | Book |スポーツ |お気に入り | 不思議








 
  農薬混入犯・阿部利樹、背中に「正義」の奇妙すぎるキャラ
                         

                                          2014年 2月 2日  13:58

     


        ログ

 ・阿部利樹の奇妙すぎるキャラ
 ・バレンティン選手「DV騒動」
 ・吉松育美・ストーカー事件
 ・「黒子のバスケ」事件の終結
 ・黒子のバスケ事件36歳男逮捕
 ・愛犬家連続殺人事件の無罪?
 ・バタフライルーム傑作スリラー
 ・L.A. ギャング ストリーの爽快感
 ・エイトマンの克美しげる死去
 ・関東連合の暴露本・いびつな絆
 ・土田正道さんの遺体と除去液
        

 ・連続放火殺人・63歳男の狂気
 ・強姦被害訴えた女性に姦通罪
 ・私生活の秘密でピンチ猪瀬直樹
 ・桜田淳子さん、17年の空白
 ・宮沢りえの女優魂!天才伝説
 ・ウクレレ漫談家・牧伸二死去
 ・悪魔の人名辞典での秋元康
 ・急上昇『超高解像度の4K』
 ・記憶力選手権の著者とレインマン

 ・小池俊一!逮捕できず遺体で
 ・さよなら「エマニエル夫人」



        

 
 

 アクリフーズ群馬工場に勤務する契約社員、阿部利樹(としき)容疑者(49)は、
 会社から渡されたばかりの賞与明細を見て目を疑ったという。
 「やってられない」。阿部は思わず同僚に漏らした。

 ● フード・テロ
 彼の年収は約200万円、そのうち賞与は年に約20万円だった。半年ごとに
 更新の契約社員で8年余り勤務してきた阿部容疑者。
 その給与の不満が動機として注目されているが、趣味の改造バイクやコスプレ
 にはお金をつぎ込む無計画ぶりだった。
 契約社員の昇級モデルなどは最近変更され、手当もカット。阿部容疑者はベテ
 ランの部類だが、能力主義のため、勤務年数が短い同僚の半分以下だった。

  阿部利樹 


 平成25年9月に契約を更新した直後の10月以降、仕事中に同僚の目を盗ん
 では冷凍商品に農薬「マラチオン」を混入していた。

 しかし、待遇の不満から、八つ当たりで大量出荷の冷凍商品に農薬を入れら
 れたらたまったものではない。工場で作られた食品を何の不安ももたずに、
 無心で食べてしまうぼくは特にそのように感じる。このような犯罪をフード・テロ
 と言うようだ。
 食品業界で働いている関係者に対する信頼を、壊してしまう犯罪だ。

 これは、阿部利樹が捕まったからいいという問題ではない。
 同じように、自分をないがしろにしていると感じるものが、同じような犯罪を食品
 工場で犯す可能性がある。人の不満の心はなかなか消えるものではないから
 やっかい な事だ。

 そういえば、秋葉原の通り魔事件も世間との疎外感がきっかけだったように思
 える。 2008年6月8日(日曜日)に秋葉原で発生した通り魔事件は、7人が死亡
 し10人が負傷した。

 犯人の加藤智大は、このような書き込みを残している。

  『中学は小学校の「貯金」だけでトップを取り続けた 中学から始まった英語が
 極端に悪かったけど、他の科目で十分カバーできてたし当然、県内トップの進学
 校に入って、あとはずっとビリ 高校出てから8年、負けっぱ なしの人生』
 
 

 ● バイクとコスプレとクワガタ
 ところで、この阿部利樹のキャラが気になる。50歳近いのに、マンガのキャラに
 はまっているようだ。金髪のカツラに白い服を着てワンピースの主人公にコスブ
 レしていたという。
 またこれが似合っていない。まあこれは個人の趣味だから、しょうがないが、彼
 の場合妙に気になる。
 以下、週刊文春2月6日号から抜粋しながら、書いていきます。

 愛車のスクーターは新車価格で約70万円。人気漫画「ワンピース」のキャラク
 ターなどのコスプレにも凝っていた。
 「阿部さんは改造した青いビッグスクーターによく乗って音楽をかけて走ってい
 ました。曲はなぜか仮面ライダー。「♪せまる〜ショッカー♪」って歌が、近所で
 大音量で響いていました」(近隣住民)

  阿部利樹 

 
 別の住民はこう振り返る。
 「今から二〜三年前、阿部さんは近所で接触事故に遭ったことがある。バイク
 に乗った阿部さんが交差点で自転車にぶつかり、怒鳴り散らしていた。
 『俺は悪くないんだ。お前が警察に電話しろ!早くしろ』と相手を威嚇していま
 した。彼はバイクを二台持っていましたが、うち一台は『事故の相手から取った
 お金で購入した』と聞きました」

 笑顔が少なく目線を合わせず、人見知りのようでいて、勤務中は話し好きで、
 やさしく子煩悩との評も。

 昨年12月にはバイク愛好者向けの雑誌が企画した埼玉県川越市の撮影会に
 参加し、自慢のコスプレを披露した。

 「阿部さんは数年前からうちの雑誌の撮影会に参加していました。彼のスクーター
 は改造に約百万円費やしています。昨年の十二月にもイベントがあったのです
 が、背中に『正義』と書かれた白いロングコートと茶色い長髪姿で現れたんです。
 アニメ『ワンピース』に出てくる海軍兵士の衣装でした」
              (月刊『カスタムスクーター』善田圭二編集長)

 善田氏は積極的に阿部にカネラを向けたが、反応は意外なものだった。
 「阿部さんの自己アピールは強烈ですが、いざ撮影しようとすると伏し目がちに
 なる。ボソボソと話し、コミュニケーションが上手ではない人なのかなという印象
 でした」(同前)

 撮影会の参加者は、おもに二十代や三十代のバイク愛好者。
 五十歳近い阿部は明らかに浮いていた。
 「一昨年の撮影会では、阿部さんは『ニ十歳』とサバ読んでいました」(同前)

 趣味は「大くわがた」と回答していた。実際、自宅
 (群馬)で、カブトムシやクワガタを育てて縁日などで売っていたとの証言もある。
 「以前、蛇を山から捕ってきて、ビンに入れていた。本人はマムシと思って捕っ
 たみたいだけど、うちの主人が『それ青大将だよ』って言ったら、残念そうに近所
 の畑に捨てていました」(近所の女性)

 しかし、畑に蛇をそのまま捨てたら、蛇に出会った人は相当にビックリすること
 だろう。「♪せまる〜ショッカー♪」って歌を近所で大音量で響かせたり、
 自転車とぶつかって、相手を必要以上に威嚇したりと、普段の生活でもなにか
 とトラブルメーカーだったようだ。

 ● 阿部利樹、三年以下の懲役?
 バイクが趣味だったというのに、犯行後の行方くらましは、群馬から埼玉という、
 あまり遠出はせず に捕まってしまった。
 逮捕のきっかけは、埼玉県幸手市の住民から「駐車場に不審な男がいる」とい
 う通報だった。捜査員が現場に行くと、たき火をしている男を発見。彼は『自転
 車で群馬に帰る』と話していたというから、バイクではなく自転車で逃亡してい
 たのだろう。

 阿部は、工場のある群馬県大泉町内の2階建ての一軒家に住んでいた。近所
 の人の話によると、妻と、成人して働きに出ている息子と3人で暮らしていた。
 家計が苦しかったのか、朝も新聞配達をしていたという。ワゴン車のほかに、
 ハンドル部分にスピーカーのついた青色のバイクを持っていた。

 逮捕のきっかけは商品に印字されている2時間単位の製造時間帯が手ががか
 りだった。
 マラチオンが検出された冷凍食品9点の製造に関わった従業員数十人を特定
 できた。 今後の犯罪の抑制の意味でも誰がいつその製造に携わっていたかを、
 証明できるその時間帯の印字はとても大切な記録であったことがわかる。

 2時間単位ではなく、もっと短い時間帯での印字が望ましいと思う。
 ぜひ、全国規模でそのような仕組みを義務づけてほしい。

 ところで、阿部利樹は本来なら「流通食品毒物混入防止法」(十年以下の懲役
 または三十万円以下の罰金)違反の罪に問われるべきだが、今回の逮捕容疑
 は「偽計業務妨害」(三年以下の懲役または五十万円以下の罰金)で、きわめ
 て軽い。

 この矛盾はなぜなのか?

 「高い濃度の農薬でも、時間が経てば大半が体外に排出されてしまう。そのた
 め、農薬が混入された食品を消費者が食べた後、数日以内に検査をしないと、
 健康被害への因果関係を証明できないのです。今回はアクリル社の公表が
 遅れたせいで、なおさら立証が難しい面もあります」
                       (食品・農業ジャーナリストの石堂徹生氏)

 今回、冷凍食品から検出されたマラチオンの濃度は最大で基準値の260万倍。
 昨年から全国で約三千人の消費者が嘔吐や下痢の症状を訴え、自主回収の
 対象となった商品は640万袋にものぼるという。
 その社会的影響を考えたら、三年以下の懲役または五十万円以下の罰金で、
 済んでしまったら、被害を受けた三千人は浮かばれない。

 『背中に「正義」と書かれていた阿部容疑者は、もっと重い罪を背負うべきでは
 ないか』

 と、週刊文春のこの事件の記事の最後に書かれていた。まさに同感だ。

          

 参照:週刊文春 2014年2月6日号 
     ボーナス減額に「やってられない」 改造バイク・マンガコスプレ…

        

 





☆☆☆ ランキングに参加しています。下のボタンで好みのものに清き一票を! ☆☆☆

日記・ブログ ランキング 芸術系ランキング




inserted by FC2 system