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  渡辺博史の怪人801面相・お騒がせ「黒子のバスケ」事件の終結
                         

                                          2013年12月21日  20:40

     


        ログ

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   渡辺博史

 週刊少年ジャンプの人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件で1年以上
 にわたり脅迫状を送り続けていた男が、12月15日に逮捕された。
 逮捕された男は、大阪市東成区の家賃4万円のワンルームマンションに住む
 渡辺博史容疑者、36歳。彼は日雇いの派遣社員。

 ● 脅迫状と上智大学に硫黄臭の液体
 昨年10月12日午後1時半ごろ。千葉県内のネットカフェで、掲示板「2ちゃんね
 る」に「俺は藤巻に全てを奪われた。恨むのなら藤巻を恨め!」などと書き込ま
 れていた。

 同日夜、藤巻さんが在籍していた上智大学(東京都千代田区)で、硫化水素
 入りの容器や「俺は藤巻忠俊が憎い。漫画をやめろ」などと書かれた脅迫文
 が置かれているのが見つかった。

 脅迫文は上智大学や高校のほか、漫画のアニメを放送したテレビ局、書店、
 関連グッズを売るコンビニにも届いた。身元をたどられやすいメールではなく、
 郵送という周到さだった。

 ところで、この事件は犯行声明文を10月15日までに、500ヵ所も送ったとい
 う。月刊誌「創」(2013年12月号)がその犯行声明文を一部割愛により載せて
 いるが、これがけっこう読ませてくれた。犯人は興味を引き付ける文章の書き
 方を心得ている。ここに、その文章を割愛して掲載。
    (読みやすくするために、空白行を入れています)

 ≪犯行声明 これが届いた新聞と通信社とテレビ局と週刊誌へ≫
 わしは黒子のバスケ脅迫事件の犯人一味の怪人801面相や 長いこと動か
 なかったのはジャンプ編集部と裏交渉をしとったからや 交渉は決裂したわ
 編集部も藤巻も何も分かっとらん 仕方ないから本気で動いてやることにしたわ
 わしらが本気やというのを見せるためにセブンイレブンに毒入りの食玩を置い
 たった 

 黒子の食玩を食べて墓場に行こう 黒子に加担するコンビニの食べ物を食っ
 て墓場に行こう 黒子の単行本を売っている本屋に行って丸焼けになろう 
 黒子のグッズを売っているアニメショップに行って流れ弾に当たろう グリコ
 森永事件の約三十年ぶりのリバイバルや 足のつかない協力者に黒子のウ
 エハスをアマゾンの通販で二箱買わせたった いくつか食ったり製造に失敗し
 て手元にある毒入りウエハスは30個や 

 テレビを代表としてNHK 新聞代表として産経 通信社代表として共同に見本
 のウエハスを送らせてもらうわ 部数百万切り絶賛低迷中の産経を新聞代表
 として選んだのは「衝撃事件の核心」とかいう記事でやってもらいたいからや
 是非とも脅迫状の全文をMSN産経ニュースに載せたってくれや
                    (中略)
 とにかく動機は藤巻への怨恨や 集英社がわしらに誠意ある対応をせんかった
 ら次はさらに範囲を広げる予定やで 集英社がやられて一番困ることをやったる
 
 海賊マンガでの商売を邪魔したるわ 何の因果かグリコはやたらと海賊マンガ
 とコラボの商品を出しとったなあ もちろん集英社の雑誌に広告を出しとる企業
 やジャンプマンガのアニメのスポンサー企業も対象に含める予定や ちなみに
 久保帯人のBLEACHだけはいびらんでおくことに決める 久保はこちらがいび
 る価値もない描き手やからな 

 平成犯罪史に残る一大スペクタルを見せてやるわ お前らも久々の弾けそうな
 劇場型犯罪にわくわくしとるやろ 原発のデタラメぶりの取材をさぼる口実がで
 きてよかったやんか みんなで盛り上がるにはお前らの煽りも必要なんや と
 りあえず最初のX−DAYは藤巻の母校の上智の学園祭の最終日や それに
 向けてぜひともよろしく頼むで またしばらくしたら連絡するわ アンニョ〜ン
 黒子屠刹委員会代表代行 怪人801面相


 ● 「怪人801面相」というネーミングから
 「毒入りの菓子を店頭に置いた」とする手紙が、10月15日までにコンビニ最大
 手のセブン―イレブンに届いている問題で、手紙の差出人の名前が「怪人801
 面相」となっていたことに、ネット上で「センスない」と、失笑が広がっていたと
 の事。

 「怪人801面相」とは、1980年代のグリコ・森永事件で犯人が名乗った「かい人
 21面相」と、男性同士の恋愛を描いた創作物を指す「ヤオイ」をもじったネーミン
 グと思われる。「ヤオイ」は近年ではボーイズラブとも言われており、漫画・アニ
 メの男性キャラクター同士を恋愛関係にさせる二次創作物が、一部の女性ファン
 の間で熱狂的な人気がある。

 「ヤオイ」という言葉は90年代に流行した言葉で現在ではあまり使われていない
 ため、差出人が30代以上という憶測も流れていたという。
 この30代以上という推理はみごとに当たったわけで、文章から推測できる犯人
 像というのは、なかなか貴重なものだということがわかる。

 ● 防犯カメラを解析し逮捕に至る
 冬晴れとなった15日午後3時過ぎ。
 東京都渋谷区の恵比寿駅近くにある商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」近く
 の路上に置かれた郵便ポストに渡辺が近づくのを、捜査員は見逃さなかった。
 封筒を投函しようとしたところで声をかけた。

 「ごめんなさい。負けました」

 渡辺博史は一連の事件への関与を素直に認めた。犯行動機については「(作者
 の藤巻忠俊さんが)漫画で成功したことにやっかんだ。(脅迫文に)指紋がつか
 ないように細心の注意をしていた」と供述。
 昨年10月に上智大学で見つかった硫化水素については、「市販の住宅用洗剤
 と染料を混ぜて作った」と供述している。

 硫化水素は気化すれば致死量を大幅に上回る濃度で、容器内では硫化水素
 が発生していたが、発見した女子学生がふたを開けなかったため、けが人は出
 なかった。 「一歩間違えれば死者が出ていてもおかしくなかった」。と捜査関係
 者はこう憤る。

 「一連の事件に共犯者はいない。すべて自分一人でやった」と渡辺は供述して
 いる。送りつけられた脅迫文などでは、複数の人物の関与が示唆されていた。
 警視庁は渡辺が捜査を攪乱(かくらん)するために共犯者の存在をほのめかし
 ていた可能性があるとみている。

 渡辺は12月15日午前に上京したとみられ、「脅迫文を投函するためにきた」と
 説明している。

 ところで、指紋にも細心の注意を払っていたという渡辺博史を、どうやって犯人
 と確定するところまでたどりついたのか。

 捜査1課によると、昨年10月以降、郵送の脅迫文が送り付けられたイベント
 主催会社など約70社からHPのアクセスログを受けた。その件数は約43億5千
 万件にも及ぶ。その閲覧記録を調査した。HPにアクセスしていた大阪市内の
 ネットカフェ数店が浮上した。

 店の防犯カメラを解析し渡辺博史が逮捕時に持っていたものと似たリュックサッ
 クを持った男が出入りしていることを確認。
 パソコンから高速バスの閲覧記録が見つかったため、捜査員が大阪駅で張り
 込み、リュックを持って高速バスを利用する渡辺を発見した。

 ● 成功している藤巻さんを妬み、犯行
 渡辺が、脅迫文などのターゲットに選んだ「黒子のバスケ」に関しては、ネット
 ではこのような意見が出ている。
 「少年ジャンプの連載漫画では『ONE PIECE』の方がもっと人気があるのに」
 「なぜバスケの漫画で成功すると嫉むのか?」と、首をかしげる人が多いという。

 今回、この事件の事に関して調べるうちに、「黒子のバスケ」を読んでみたいと
 思い、ネットで調べてみた。第1話が無料で読めるリンクが貼ってあるページを
 見つけた。
 それを読んで思ったが、確かにこのマンガは面白い。まあ、好みの問題になる
 のだが、ぼくは「ONE PIECE」より「黒子のバスケ」のほうが面白いと思った。
 今度、コミックスを買って読んでみようと思う。

 渡辺は「高校卒業後、アニメのクリエーターを目指して専門学校に通っていた
 が、1年ぐらいで中退した」と供述。現在は派遣社員として働いており、捜査
 1課は、自分が目指していた漫画家として成功している藤巻さんを妬み、犯行を
 計画した可能性もあるとみて詳しい動機などを調べる。

 渡辺の下の階に住んでいたトラック運転手の男性(48)は「昨年12月、床を
 『ドンドン』と踊るように踏みつける騒音があり、3回ほど注意に行った。その
 ときは『すみませんでした』と素直に謝った。まさか脅迫事件の容疑者だった
 とは」と驚いた様子で話した。

 ● 黒子のバスケの作者からコメント
 12月18日に「黒子のバスケ」の作者の藤巻忠俊さんがコメントを発表した。
 連載誌の週刊少年ジャンプの公式サイトに「読者の皆様へ」という表題で掲載
 されている。

 容疑者が逮捕されたと聞き、まずはほっとしました。捜査に当たってこられた
 方々、これまで変わらず応援してくださった読者の皆様には本当に感謝して
 います。 これからも楽しんでいただける作品を執筆していきたいと思います。
                                        藤巻忠俊


 しかし、「黒子のバスケ」の事件は、ぼくにとってはなんとも肩すかしに終わった。
 もう少し、何か深みを感じさせる動機があると思いきや、単に『黒子のバスケ』
 のマンガの成功を恨やんでの犯行とは、力が抜ける。
 と、言うよりはとにかく目立ちたかった人なのだろう。それでなくては、何の見
 返りもないのに脅迫状を送りまくったりはできない事だから。

 逮捕されて、あんなにニコヤカな顔でいる犯人の写真を初めて見た。裁判になっ
 たときも、あの笑顔を保ち続けているのであろうか?
 まるで、逮捕される瞬間を待ち続けていたかのようだ。世間が、警察が自分を
 相手に動いてくれるのが、彼にとっては格別の快感なのだろう。

 『平成犯罪史に残る一大スペクタルを見せてやるわ お前らも久々の弾けそ
 うな劇場型 犯罪にわくわくしとるやろ』
 などと、人々の気持ちを煽ったわりには、夏の夜の線香花火のように、一瞬もり
 あげて、すぐに消えた。

            

 参照:なぜフラッシュ浴びて笑う? 「黒子のバスケ」脅迫事件
                           漫画家の夢破れた  36歳男の「心の闇」

     「黒子のバスケ」第1話を試し読み
     「黒子のバスケ」脅迫犯から『創』に届いた手紙について   

      


 




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